【沖縄編⑥】琉球紅型(びんがた)
今回は、前回の紅型の工房(沖縄編⑤)とは別の工房にお邪魔しました。
動画の中では、名古屋帯を染めているところで、色差し⇒隈取りの工程の一部が撮影されています。色が染まらないところは防染がしてあり(伏せてあり)染料が染み込んでいかないようにしてあります。染まらなかったところへも次の工程で色差しをしていきます。職人さんの素晴らしい技術を是非ご覧ください。
【紅型の工程】
・型彫り
型紙の下に乾燥させた島豆腐(ルクジュー)を置き、小刀(シーグ)で突りをし、柄を彫り出します。
・型置き
型置き台の上に生地を張り、型紙をのせ糊を置いていきます。模様が繋がるように型紙を送ります。
・色差し(配色・二度刷り)
糊が乾燥したら大豆の絞り汁を刷毛で伸ばします。乾燥したら模様全体に薄く色を差し、全体のバランスをみます。その後、再度同じ色を同じ場所に差して、しっかり刷り込みます。
・隈取り
更に濃い目の色でぼかしを入れ、強弱をつけます。柔らかさを表現したり、立体的にみせる効果があります。
参照元
琉球びんがた事業協同組合
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